この度の東北関東大震災で被災された方々へお見舞いするとともに、亡くなられた方、そのご遺族に深くおくやみを申し上げます。
私は東京でも神奈川よりの方に住んでいます。
あの日は仕事をしており、しかも仕事が立て込んでいてかなり集中しておりました。
それでも下から揺れが上がってくるのを感じ、そのあとの大きな横揺れではさすがに仕事の手を止め、
とりあえずパソコンを守っておりましたｗ
幸いにしてうちの仕事場は高いところに物が無く、物が落ちてくる心配は無かったので…
しかし自宅は大変でした。
食器棚のひとつがマグネット式のガラス戸で、中身が飛び出してしまい割れて、靴でないと歩けない惨事になっておりました。
主人がそちらの部屋にいたのですが片づけでちょっと手を切りましたがその程度の怪我で済みました。
その後の余震に備え、その食器棚はガムテープで止めてありますが（元々あまり使わない食器をしまって置く棚だったので…）毎日ちょっとづつある余震に「地震酔い」してる日々です。
うちのサイトにいらっしゃってる方にも被災された方がいるのではないかと思いながらもずっとずっと仕事で頭がカツカツな上に余震の不安でなかなか日記が更新できませでした。
もし、被災しながらもこのサイトを見ている方、どうぞお心を強く持って、でも辛いときはちゃんと誰かに頼ってください。「男だから」とか「大人だから」と思わずに泣きたくなったら誰かに話をして泣いてください。
じゃないとどんなに強い心でも折れてしまいます。
折れる前にやわらかくしましょう。それが本当の強さです。
私に出来る事といえばこんなところで言葉を発信する事と、仕事で皆さんを笑顔にしたり気持ちよくなってもらうこと。あとは義援金ぐらいしか思いつかないのですが、できるだけのことをしたいと思っております。
近々には「コミティア96」が5月5日に開催されます。
今のところ開催の運びですので、新刊の原稿も進めております。
内容は前回同様百合で、またあの二人でいこうと思います。ちょっと気が早いですが表紙のイラストを載せてみました。
本当はもうちょっとイベントが近くなってから、と思っていたのですがこんなものでも元気になってもらえることもあるかもしれないと思い、載せました。
このイベントでどれほどの収益があるかはわかりませんが、小額でもそこから義援金に当てたいと思っております。
最後に、みなさん。
自分が出来る事を今精一杯やりましょう。
人のためにならなくてもいいんです。自分が出来る事をする。コレが大事です。
美味しい物をお腹いっぱい食べられる人は、外でご飯食べましょう。それも経済活動の一環です。
仕事が沢山ある人はお仕事を頑張りましょう。
なにもないや、と思うなら何も無くていいんです。何も無い事を自覚したら…そこに何かを見つけられると私は思います。
一介のエロ漫画家が偉そうな口をきいてごめんなさい。
でも、ひとりひとり、できることから…。
嬉野めぐみ
